カンボジア伝統のチュポンが受けられる「スパ・クメール」

カンボジアのハーブを使用した、伝統ハーバルスチームサウナ「チュポン」が受けられるスパ・クメール。シェムリアップのオールドマーケット(地元の市場)からトゥクトゥクで5分くらいの閑静な一角にある隠れ家スパです。こちらのスパは、カンボジアコスメにも力を入れておりスパとは別にオールドマッケートにコスメや雑貨のみの店舗もあります。

オールドマッケートのお店ではハーブボールを5つほど購入しました^^

スパクメールの始まりは、日本人であるオーナーの篠田さんが20歳の頃カンボジアを訪れた事がきっかけだそうです。カンボジアの貧困をボトルネックとして抱える多くの問題、一方で世界に誇るべき豊かな文化とハーブを知り、「地元の素材を使い、地元の人々がつくる、地元のための組織」を創りたいと2009年にクルクメールボタニカル社を立ち上げました。 それから6年後、念願の“世界に心から自慢したい”スパがオープンしたそうです。日本人トレーナーが一から開発指導したトリートメント、心温まるサービス、そしてカンボジアの豊かな自然を感じられる素朴で贅沢な緑あふれる庭が自慢との事。

*HPより引用

篠田さんのこの想いや技術やサービスに惹かれた事もあって、こちらのスパは絶対に行きたい~と思ってました^^

スパ・クメールには、現地にも日本人のスタッフさんがいらっしゃるで安心ですし、電話でもHPのメールからでもご予約可能です。私は、前日に現地でメールをして予約しました。当日は無料でトゥクトゥクでホテルまで迎えに来て下さり5分程で到着。

素敵なエントランスです♪日本語が話せる現地スタッフさんがお出迎えしてくださいました。

中に入るとコスメや雑貨コーナーがあり、奥に進むとカウンセリングルームがあります。

癒しの空間。とっても素敵でしょ~♪

カウセリングの前に、ハイビスカスティーをいただきました。酸味が効いて美味しかったです。ハイビスカスにはクエン酸が多く含まれていて、疲労回復効果がありますからね^^この暑いカンボジアにはぴったりですね!

問診表も、日本語なので分かりやすいです。身体(肌色、肌質、目の状態)、生理的体質(便秘、睡眠)、行動・心の状態(気分、習慣、嗜好)など各項目で当てはまる箇所にチェックして自分の体質に合わせたオイルを決めていただきます。

今回は、スパ・クメールの人気メニューであるデトックス・スペシャル(2)120分コース:価格69USDを選択
デュポン、ハーブオイルのアロママッサージ、ハーブスクラブがセットになったコースです。

ここでスパ・クメールでも取り入れているクメール療法についてご説明いたします。

アンコール王朝の時代(9~15世紀)から受け継がれてきたクメール伝統医療は、インドのアーユルベーダや中国伝統医学の理論や手法を取り入れつつ築かれた、カンボジア独自の医療文化。
伝統医療の知恵や療法が書かれたパームリーフ(パームの葉)は国内に散在する寺院・パゴダで今も大切に保存されています。クメール伝統医療のお医者さんkru khme(r クル・クメール)は、カンボジアの人々の生活に根づいた、頼りになる身近な存在。 体内のエネルギーバランスを整えて、自然治癒力を高めるために、ひとりひとりに合わせて国内の800種以上もの薬草や鉱物をアンコール王朝の時代から、母から子へ、孫へと受け継がれてきた、体内バランスを整え自然治癒力を高めるクメール伝統医療。

スパクメールでは、その長年の経験と知恵を持つ現役のkru khmerより秘伝のレシピを教えてもらい、国内のオーガニックハーブ・ミネラルを調合、治癒力を高めるプロダクトと施術を組み合わせた施術を行っているそうです。

HPより抜粋しました。

話は戻り問診表に記載すると、早速トリートメントルームに向かいます。

自然の木々に囲まれた素敵な庭園には、ウコンやブラックペッパー、レモングラスなど様々なスパイスやハーブが植えてありました。

こちらがトリートメントルーム。日本の茅葺き屋根風ですね。

入口に着くと笑顔の素敵な現地のセラピストさんがお出迎えしてくれます。中に入ると、ハーブの香りがふんわり。

 

 

着替える前に、まずはマッサージ強さを決めていきます。セラピストさんが両肩を弱・中・強いに合わせて指で押してくれます。力加減を最初に決めていただけるのは嬉しですね。マッサージ中だと、力加減言いずらいし。

その後、着替えをしていよいよチュポンに入ります。ハーブを蒸気で蒸らして15分ほどテントの中に入ります。この時、どんなハーブを使っているのか説明&見せてもらえたらもっとよかったな~と思います。

日本でハーブテントを受けた事があり似たような感じですが、こちらは天然のハーブなので香りも良くてとにかくジワジワと身体が心から温まり汗がダラダラ止まらない。凄い発汗量でびっくりしました。

発汗した後は、水分補給をしてマッサージに入ります。

ベットの下にあるお花が可愛い♪

マッサージは、アロママッサージで背中から、脚裏全体、脚全面、デコルテ、お腹、ハンドを60分ほど行います。ぐりぐり凝りをほぐすと言うより流すようなゆったりとしたストロークマッサージです。背骨から肩甲骨周りを丁寧にマッサージしてくれましたが、肩が凝っていたので肩をもう少し念入りにマッサージしてほしかったかなとも思いました。

最後に分かったのですが、肩のマッサージをしてほしい場合はオプションで別に頼むと良いとの事でした。。マッサージ中は、強さ加減、部屋の温度などを聞いてくださりとても親切だと思いました。日本語が通じるのは嬉しいですね。

マッサージの後は、ハーブスクラブで全身の角質ケアを行っていきます。これも何のハーブなのか分かりませんでしたが、黒っぽいスパイスの実やらソルトやブレンドしたようなものでした。

しばらくスクラブは痛くなく力加減もちょうどよかったです。

スクラブの間は、身体を包んで温かいジェルパックのようなものを脚、お腹に置いてくれます。じんわりと身体が温まり気持ちよかったです。その間に、ヘッドマッサージ。ヘッドマッサージは、指先からしっかり力が頭皮に届き今まで海外で受けた中で一番上手でした!

ヘッドマッサージを5分ほどしていただき、その後シャワーを浴びます。流した後はスクラブ効果で肌がツルツルになりました。洗髪する場合は、ロビーにメイクルームもあるようなので、そちらでドライヤーを借りる事ができます。

着替えが終わったら、カウンセリングルームに移動して、アフタードリンクをいただきます。フルーツが入りの炭酸ドリンクが、これまた美味しかったです。

最後にお土産とバスソルトと石鹸をいただきました。

チュポンが気に入ったので、自宅でも手軽に体験できるようにと天然ハーブ100%の入浴剤を購入しました。先日、ハーブボールも購入したので、しばらくカンボジア気分が味わえそうですね^^

手作りで入浴剤を作るコースもあったので、時間があれば作ってみたかったです。その他、ヘアパックやフェイシャルメニューなども充実していますし、3泊5日のデトックスツアーなどもあるようですよ!

非日常的な緑あふれる環境とハーブで心も体も癒され、伝統チュポン&カンボジアトリートメントを体感できたスパ・クメール体験でした。

スパ・クメール
住所:salakam reuk commune, siem reap, Cambodia
予約電話:(日本から):+855-11-345-039 (カンボジア国内から):011-345-039
営業時間:10:00-20:00/火曜日定休
技術★★★★
接客★★★★★
雰囲気★★★★★
総合★★★★☆
日本語メニュー&スタッフ 有

 

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

パーソナルビューティープロデューサー
毛髪診断士・美容家

「美しさは健康から」
食・漢方・アロマ・ハーブを取り入れ、内側と外側から「美肌・美髪を作る」ホリスティック美容を提唱。
*美肌・美髪専門店「スキンケアサロン ティナロッサ」主宰
*ティナロ ビューティースクール主宰
*ティナロ化粧品プロデュース
*ヘアケア大学主宰
断士・美容家

趣味は、世界のスパめぐり。スパジャーナリスト&スパアドバイザーしても活躍。

◆◆掲載・出演情報◆◆
☆東京TV なないろ日和 ゲスト出演
☆フジTV 魔女に言われたい夜 出演
☆TBS  買い物ラボ出演
☆ショップチャンネル ミッシェルメルシェブラシ ゲスト出演
☆DHC Q10ヘアカラートリートメント 通販番組出演
☆雑誌 家庭画報 美髪を求めて監修
☆雑誌 サンキュ年末年始特大号/ヘアケア特集監修
☆雑誌 ホットペーパービューティー監修
☆ニッセン秋号 ヘアケア監修
☆雑誌 Rqy 美髪の神様たち
☆雑誌 美ST/頭皮ケアで立ち上がれ!40代の髪
☆雑誌 ESSE/節約アイディアをプロが判定
☆雑誌 美的 夏のSOS監修
☆雑誌 ヘアケア最強バイブル最新版 監修
☆新日本製薬様 記事監修
☆アサヒフードヘルスケア 「彩彩せいかつ」 監修
☆TV東京国際テレビ「コンマリア~ノ女学院」
☆TV美美人カフェ 出演
☆雑誌パンプキン・美髪を作るヘッドスパ監修
その他多数